【体験談】新卒で人材派遣会社の営業職はきついのか?

【体験談】新卒で人材派遣会社の営業職はきついのか? 仕事

半年前に私は新卒で人材派遣会社に入社しました。地方の中小企業で社員数は50人くらいの規模感です。

上長は50歳くらいで、直属の先輩は30歳くらいで20代の社員は私と1つ上の先輩くらいでした。この時点で私は「若い人全然いないけど、やっていけるかな、、、」という不安がありました。

新卒で人材派遣会社を選んだ理由も人材業界で広く見ていましたが、この会社が自分に合っていそうという浅めの理由で決めました。

新卒で人材派遣会社の営業職を選んだ私がリアルな仕事内容や向いている人などを紹介したいと思います。

私は人材派遣会社に勤めている営業1年目の新卒です。
現場で働いているリアルな感想や体験談を紹介します。

ゆき
ゆき

新卒1年目と言うことで日々の出費を最低限にし、月7万円で暮らしています。よかったらこちらの記事も参考にしてみてください。

参考:【節約術】月7万円で一人暮らし男性者奇人が生活する方法

新卒で人材派遣営業を選んだ理由

結論から言うと課題解決型の営業職・無形商材の法人営業だからです。

就活をしていた当時はしたいことなど全くなく、文系だったため「とりあえず営業経験しておくか」くらいでした。

でも営業って商品の押し売りをするイメージがあると思います。「この商品いかがですか?ぜひうちから買ってください!」みたいな営業を私も想像していました。

しかし人材の営業は商品の押し売りをするわけではなく、人材が足りなくて困っている、一時的に人がいなくて、すぐに人を採用したい。などのニーズがある企業に対して営業をする課題解決型の営業だから選びました。

もう一つの理由が無形商材の法人営業だからです。無形商材の法人営業だと形のないものを売らなければいけません。

そのため、営業による提案力がなければ顧客が魅力的な商材だと感じてもらうことができません。有形商材営業よりも無形商材営業の方が営業の実力が求められます。

といった内容のインターネットの記事を読んだ就活生時代の私は無形商材の法人営業職で仕事を探した結果、人材派遣会社の営業職を選びました。

人材派遣会社の営業の仕事内容

人材派遣営業がする仕事内容は主に「新規開拓営業」と「ルート営業」と「マッチング」の3つになります。人材派遣会社の営業の仕事について紹介していきます。

新規開拓営業

登録スタッフの方が就業する派遣先企業を見つける新規開拓営業から始まります。主に「飛び込み営業」か「テレアポ」をして企業にアプローチします。

「飛び込みしなきゃいけないの」と思う方もいるかもしれませんが、新卒で入ったら1から取引先を見つける必要があります。

インサイドセールスなど電話やメールでの営業手法よりも結局は直接会って名刺交換したほうが依頼がもらえます。

ルート営業

ルート営業はすでに取引のある企業に営業することです。顧客に対して人材が足りているのか、こんなおすすめのスタッフがいるので紹介することはできないかなど聞いて回る営業です。

そもそも新卒で入った場合、このルート営業で売上の数字を上げていくのは難しいです。企業の担当者との関係も浅いし、取引先の企業も少ないからです。

なので最初は新規開拓営業に注力することになります。

マッチング

マッチングは営業で開拓した派遣先企業が必要としている人材と派遣での就業を希望している自社の登録者を結びつけることです。

これができないと企業に人材を提案することができないし、契約を結ぶこともできません。

最近自社に登録してくれた登録者だけでなく、過去に登録してくれた人にも電話やメールをして派遣先企業の募集条件に会う人を探します。

ここでミスマッチが起きてしまうとスタッフさんがすぐに辞めてしまったり、企業さんから短期間で更新が終わってしまうことがあります。

人材派遣営業のお仕事と言うと営業だけと思う人もいるかもしれませんが、マッチングも仕事内容の一つです。大企業だとマッチングと新規開拓営業などが分業されている可能性があるので、必ず確認しておきましょう。

人材派遣営業に向いている人

人材派遣営業に向いている人は「話を聞くのが得意な人」、「提案力がある人」です。

「話を聞くのが得意」な人が人材派遣営業に向いている理由は企業によって人材に関する悩みが違うからです。ただ「うんうん」と相手の話を聞くのではなくて、質問をして相手の悩みを引き出すことが大事です。

営業で先輩に言われたことで印象に残っていることが、「話し上手である必要はない。相手が必要としていることと私たちが人材を提案する上で必要な情報を聞き出せればいい。」とおっしゃっていました。

営業が向いている人は話が上手い人やコミュ力が高い人を想像しがちですが、そうではありません。顧客の悩みやニーズを聞き出せる力がある人です。

「提案力がある人」は人材を企業に提案する時、人の情報を相手に的確に伝えることができると言う意味です。実際に提案する人に会っていない状態で、こんな人材いますよ」というのを伝えることができないと企業側は人を雇おうと思いません。

自分の言葉で相手に自社の人材を雇うことによるメリットを伝えられる提案力を持っている人が人材派遣営業に向いていると思います。

新卒で人材派遣営業はきつい?

結論、人によります。派遣先の企業と働いている派遣スタッフのクレームや悩み相談など板挟みになっている上司を見るときつそうだなと思うことはあります。

飛び込み営業やテレアポなど企業に断られる場面も仕事の中で多くあります。そういったことがしたくない人はやめたほうがいいかもしれません。

ただ新卒で入る会社で新規開拓営業から契約、その後のフォローまでできる経験はその後のキャリアに生かせることは十分にあると思います。

きついと考えられることを想像した上で働くのはきついかもと思う人は最初から人材派遣営業は選ばないほうがいいかもしれません。人材派遣営業をすることで得られるスキルや経験の方が大きいと言う人はぜひおすすめしたいです。

まとめ:新卒で人材派遣営業はきついのか

新卒で人材派遣営業はきついと感じることはあります。それ以上にやりがいを感じられるまで仕事をやってみないことにはわからないと言うのが結論です。

新卒で入った会社どうこうよりも、その会社でどれだけ頑張れたが今後のキャリアに関わってくると思います。

ネット上で「人材派遣営業 きつい」「人材派遣営業 やめとけ」などと検索されていますが、やってみないとわかりません。自分に合う仕事かどうかをネットの情報だけで判断せずに、興味があるなら挑戦してみましょう。

既卒・第二新卒で人材派遣営業職として働いている方で「きついなぁ」「辞めたいなぁ」と「考えている人は一度転職エージェントに相談してみるといいです。私も人材エージェントに相談してみて今の人材派遣営業をもう少し頑張ろうと思ったきっかけにもなったので!

転生エージェントに相談する分にはタダなので、キャリアに迷ったらまずは人に話して相談してみましょう!

ゆき

名前はゆきで23歳男です。新潟の田舎で暮らしている新卒1年目の会社員しています。

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